<マレーシア機不明>木製浮遊物を探せ…見つかりそうで見つからない機体の痕跡
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.24 08:39
消息を絶ってから3週間が過ぎたマレーシア航空MH370便の行方を探すためインド洋南部に集まった国際捜索隊は23日、木製浮遊物の捜索に総力を挙げた。前日に民間捜索機が複数の木製の物体が他の物と混ざって浮遊しているのを目撃したが回収できなかった。旅客機の貨物室用コンテナに使われる木製部品の可能性があるというのが関係者らの話だ。
フランスはこの日、この地域で不明機との関連が推定される浮遊物の衛星写真をマレーシア政府に提供した。マレーシアのヒシャムディン交通相は、「近くで写された写真で、ただちにオーストラリアの捜索チームに渡した」と話した。これに先立ち中国政府は前日に不明機の残骸と推定される物体の衛星写真を公開した。18日午前に撮影された衛星写真で、20日にオーストラリア政府が公開した衛星写真の地点から南に約120キロメートル離れたところで撮られた。大きさは長さ22メートルほどで、オーストラリアの衛星写真の物体とほぼ一致する。不明機の機種であるボーイングB777の翼長は27メートルと似た大きさだ。