「核防護法」不発…朴大統領、“手ぶら”で核サミットへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.22 12:49
韓国民主党が21日、原子力防護防災法案(核防護法)の処理を拒否した。朴槿恵(パク・クネ)大統領は“手ぶら”で24日にオランダ・ハーグで開催される核安全保障サミットに出席する。
韓国は2012年会議の開催国として核テロ抑止協約と核物質防護協約の批准を公約した。朴大統領は24日の開幕式で、直前会議議長国の首脳として2つの協約の進行状況などを演説する。しかし国際批准を約束しながらも、国会の“怠業”で国内法さえも通過させられない状況だ。
与野党はこの日、本会議を控え、それぞれ議員総会を開いた。セヌリ党の崔炅煥(チェ・ギョンファン)院内代表は「厚かましい第1野党にあきれる」とし「民主党の変化を引き出すと断言した安哲秀(アン・チョルス)議員もこれに沈黙すれば、新しい政治を話す資格はない」と述べた。黄祐呂(ファン・ウヨ)代表は安議員に対し、「本会議場で討論しよう」と提案したが、安議員は応じなかった。