大統領に恥をかかせる無能な与党…核防護法処理にもたつく=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.18 09:27
17日午前11時10分、姜昌熙(カン・チャンヒ)国会議長と与党セヌリ党の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)院内代表、民主党の田炳憲(チョン・ビョンホン)院内代表が今年に入って初めて一堂に会した。「原子力施設などの防護および放射能防災対策法」(核防護法)改正案処理を話し合うためだ。国会が核防護法を処理しなければ第2回核セキュリティサミットで議長国の資格で韓国が公約した「核テロ抑制協約」などを発効できない。「国の威信がかかった問題」(外交部当局者)が起こったわけだ。しかし会合は30分で終わった。「意見の溝のない法案の優先処理」(セヌリ党)vs「議論のある法案まで一括上程」(民主党)という立場だけ繰り返した。するとセヌリ党はこの日、20日午後2時の本会議招集を単独で要求した。
韓国政府はこの日核防護法処理のため総力戦を展開した。国会を訪問した鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は姜議長と崔院内代表、田院内代表と相次いで会い、「国益、国の体面、朴槿恵(パク・クネ)大統領の体面」を数回言及し処理を求めた。外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官も個別に国会を訪れ主要関係者と会った。これ先立ち鄭首相は先週末に姜議長に電話をかけ核防護法処理の緊急性を伝え、姜議長は18日から予定されている東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国歴訪を取りやめて本会議に備えた。