中国、上場企業の「債務不履行」連鎖を憂慮…ソウル・東京・上海証券市場が下落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.13 09:13
アジア証券市場が「中国発の連鎖的債務不履行」の恐怖に凍りついた。中国の太陽光電池企業「保定天威保変電気」の債権と株式取引が11日、中止された。昨年52億3000万中国元(約9110億ウォン)に及ぶ損失となったという実績報告書が公開されながらだ。株価が急落して上海証券取引所はこの企業の債権・株式の売買を止めた。12日に取り引きは再開されたが、午前中だけで5.1%の株価が下落した。7日に債務不履行となったチャオリソーラーに続く2番目の犠牲になりかねないという憂慮のためだ。その上、前日に発表された中国の2月の輸出は昨年同月よりも18.1%減少した。
中国経済が悪化しかねないという不安でアジア証券市場が一斉に下落した。12日、KOSPI指数は31.33ポイント(1.60%)下落した1932.54で取り引きを終えた。外国人(-2833億ウォン)や機関(-2059億ウォン)が同時に売って指数を引き下げた。ウリ投資証券のカン・ヒョンチョル投資戦略チーム長は「悪材料が重なった上に、先物オプションの同時満期日(13日)を控えてプログラムの売り物があふれたのも証券市場に負担を与えた」と話した。日本(-2.59%)・香港(-1.65%)・台湾(-0.20%)・上海(-0.17%)の株価も落ちた。