【社説】ミシェル・オバマ「Let’s Move」のような肥満対策、なぜ韓国にない?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.07 14:26
国が豊かになれば必然的に訪れる病気がある。まさに肥満だ。韓国も例外ではない。成人肥満率が1998年の26%から2012年は32.4%に上がった。歴代で最高値だ。特に高度肥満(肥満指数30以上)の人口は同じ期間で2.3%から5%になった。高カロリー・低栄養価のジャンクフードや薬品の不正乱用が日増しに増加し、子供の食習慣をまともに管理できない不完全な家庭が増えているという点を考えれば、高度肥満人口の増加曲線はさらに険しくなるだろう。
肥満は、高血圧や糖尿・心臓病、脳疾患などの慢性病や重症疾患を引き起こす。関節疾患やうつ病も肥満から始まる。肥満が世界保健機構(WHO)の定めた病気ならば、高度肥満は重症疾患に近い。