世界でも所得の二極化が進む…韓国はOECD平均よりも格差大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.17 13:57
2008年の金融危機以降、世界の貧富の差がさらに広がり、所得の二極化がグローバル成長の鈍化を招くという警告が出ている。
経済協力開発機構(OECD)は15日(現地時間)、報告書「二極化と貧困問題の深化」で「家計可処分所得を基準に08年の金融危機後の3年間、OECD加盟国の貧富の差は以前の12年間に比べ、さらに激しくなった」とし「二極化と貧困問題は世界成長の遅滞につながるおそれがある」と警告した。所得不均衡は政治・経済・社会的な不安定を招き、適切に補償を受けられない低所得層の勤労意欲を落とし、経済成長の基盤が崩れるという説明だ。