韓国企業の最近のトピックは…素材の開発(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.28 10:50
現代自動車も素材の重要性を実感している。グローバル自動車業界と激しく競争する中、その代表的なものが車両の軽量化と燃費だ。高張力鋼板を使えば燃費を減らしながらも強度をさらに高めることができる。現代車が系列会社の現代製鉄を通じて素材開発に取り組む理由だ。世界的な自動車企業のうち大型製鉄所を系列会社として保有し、特殊鋼板を開発するのは現代車が唯一だ。後発企業まで含めてもインドのタタ自動車が製鉄系列会社を保有する程度だ。鄭夢九(チョン・モング)現代車会長は昨年11月、現代製鉄唐津製鉄所を訪問し、「鋼板の品質が自動車の品質競争力だ」と強調した。
現代車とLGは電気自動車をはじめとする次世代自動車の開発でも提携した。LGグループはこの日、LG化学・LG電子・LGディスプレイなど自動車部品事業をする系列6社を一カ所に集め、現代車ナムヤン研究所で「テックショー」を進めた。テックショーとは部品企業が自動車企業を対象に次世代技術を展示する場だ。LGがグループレベルでこの行事を開催するのは今回が初めて。現代車が国内特定グループとテックショーを進行したのも初めてだ。