急接近する中露…尖閣諸島近海で合同軍事演習
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.27 08:48
中国とロシアが尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で合同軍事演習を行うことにした。露骨に日本を狙ったとみられる。習近平国家主席がロシアのソチ冬季五輪開幕式に出席してから出された初めての両国の協力措置だ。中ロがパートナー関係を超えて同盟関係構築段階に入り込んだという分析が出ている。
人民網など中国メディアは25日、中国とロシアが5月末から6月初めまで東中国海北部海上と上空で「中ロ海上連合2014演習」を実施すると報道した。今回の演習のため最近ロシアの太平洋艦隊代表団が北京を訪問し、中国軍代表と演習計画に対する協議を終えたと人民網は伝えた。両国の合同演習が尖閣諸島が位置した東中国海で行われるのは今回が初めてだ。ロシア東部軍区司令部関係者は、「演習は有事の際に太平洋に進出する海上通路確保のためミサイルと実弾を発射し実戦のように行われる」と紹介した。今回の演習に参加する両国の兵力規模は公開されていないが、過去最大規模になると予想される。