尖閣から慰安婦へ…中国、対日本戦線を拡張(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.20 09:08
太平洋戦争末期の1944年、中国雲南省松山には日本軍第56師団の兵力約6000人が駐留した。彼らのために用意された23カ所の慰安所には、韓国や中国から連れて来られた多数の若い女性がいた。
現在ここでは松山の慰安婦を扱った映画が制作されている。元俳優の呂小龍が脚本・監督の『黎明之眼』だ。慰安婦を扱った韓国ドラマ『黎明の瞳』の影響を受けたことが分かる。
映画は日本軍が1937-38年に犯した南京大虐殺記念日の昨年12月13日に撮影を始めた。同じ日、美術家の袁煕坤の彫塑作品『慰安婦』もここで公開された。呂小龍監督は中国中央放送(CCTV)のインタビューで、「中国の若者は従軍慰安婦についてよく知らない。日本人慰安婦は金儲けのために自発的に行き、中国と韓国の女性は強制的に連れて行かれたり、だまされて行った」とし、慰安婦の実状を知らせるのが映画の目的だと述べた。