新日鉄住金との「電磁鋼板特許紛争」で勝機つかんだポスコ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.19 08:59
ポスコが販売拡大が予想される高性能鉄鋼素材をめぐる日本企業との特許紛争で勝利した。
特許庁は18日、新日鉄住金の「方向性電磁鋼板」関連特許に無効決定を下した。特許庁は「新日鉄住金が請求した4件の特許(38項目)はすべてすでに知られているものと似た技術であり無効」と明らかにした。
今回無効となった特許4件は、方向性電磁鋼板の素材となる鋼板を加熱する速度、熱処理温度、鋼板内の酸素量、鋼板に投射されるレーザーの出力に関するものだ。方向性電磁鋼板とは電気自動車・ハイブリッド車・再生可能エネルギーなどの素材として使われる高性能鋼板。電気自動車などの需要が増え、鉄鋼分野では今後、事業性が非常に高い製品に挙げられる。