<ソチ五輪>羽生結弦、大地震で練習拠点崩壊…家を出て練習するよう背中を押した母(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.17 09:04
大震災から1カ月ほど過ぎた2011年4月7日には仙台で再び震度6強の余震が起きた。直線距離で300キロメートル以上離れた横浜ですら大きな揺れを感じた羽生は、鈴木に「先生、もう疲れたよ」「こんな状態で続けていいのかな」と悩みを打ち明けた。
羽生の気を引き締めた契機は2日後に訪れた。神戸でのアイスショー。羽生は神戸地域のファンから万雷の拍手を浴びた。その瞬間羽生は感じたという。「神戸も震災を経験し復興した。仙台も復興できる」。