民間歴史館が苦労して収集した慰安婦資料に危機=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.02.16 13:12
最も残念なことは苦労して集めた史料が毀損されかねないという点だ。ほとんどが紙の資料なので湿気や温度変化に弱いが、除湿機さえそろえられなかった。暖房用ガスストーブによる火災の危険もある。スペースが狭く、廊下と事務室・倉庫にまでぎっしりと資料が積まれていた。
歴史館のカン・ファスク館長は、「国に代わって個人がしてきたことだが、もう政府が荷物分担して担いだら良いだろう」と話した。
釜山市は昨年12月に歴史館資料の移管をキム会長と相談したという。今年4月末に竣工する釜山「日帝強制動員歴史館」に資料を寄贈するようにということだった。キム会長は「保管のための資料寄贈はできない」と話す。