【コラム】朴槿恵政権の中の勝負師(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.06 17:36
朴大統領は器を大きくした。規制改革は国際的な公約へと大きくなった。先月、朴大統領はダボスフォーラムで演説をした。グローバル企業の最高経営者に約束した。その戦線に背水の陣が敷かれたのだ。どのように突破するのだろうか。選択と集中が必要だ。陳稔(チン・ニョム)元経済副首相(KDI国際政策大学院招へい教授)は「戦線を圧縮せよ」と注文する。改革対象は医療、観光、教育、金融、ソフトウェアのサービス産業だ。その中でも軽重と緩急をつけなければならない。デパート式の羅列は失敗する。
盧武鉉政権の青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策室長を歴任した金秉準(キム・ビョンジュン)国民大学教授は「洗練された戦略、電光石火の勝負意志が必要だ」とした。陳元副首相は「決然としたbig push」を強調する。彼は「漸進的アプローチ、枝葉的な規制だけを扱えば声ばかりが騒がしい。規制は大きなかたまりごと選ぶべきだ」と話す。
玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相が戦線指令塔だ。彼のオープンゲームの実績は低調だ。「爪の下のとげ」作業はかんばしくない。彼の失言(「愚かな人のせい」)は政策推進の弱点に作用する。趙源東(チョ・ウォンドン)青瓦台経済首席は地下経済の陽性化に注力した。その政策の成績表はぱっとしない。副作用は深刻だ。税務調査は荒くなった。元気な企業らの自尊心は傷ついた。企業家精神は萎縮した。