米中対立はアベノミクスに追い風…韓国は?(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.28 15:51
アベノミクスの最初のボタンである通貨増発は米国が先立って見せた政策であり、日本の右傾化、すなわち再武装は米国の武器輸入を意味する(94年の金日成死去当時は米国一極体制だったため金正日に対する牽制が強かったが、2011年にはグローバル危機で北朝鮮にまで気にかける余裕がなく金正恩が時間を稼いだように)。
国際情勢的に今は安倍首相にとって非常に有利なタイミングだ。グローバル戦略家が円安がしばらく続くと見るのには、それなりの根拠がある。米国でも靖国神社参拝に関する日本非難世論などさまざまな見解が表出されるが、政治はもちろん経済まで一つとなった日米の基本基調は対中国協調体制と見なければならない。