【時視各角】アベノミクスにあって韓国経済に必要なもの?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.09 14:46
747を李明博(イ・ミョンバク)政権が出した時、国民の歓呼は大変なものだった。当時、国民は経済がよくないのは左派大統領の問題だと考え、政権さえ交代すれば、したがって右派商売人大統領になれば、すべてがうまくいくと信じた。こうした過度な国民の熱望が勝手に一つに固まり絡んで作られたのが747だったと私は考える。
「毎年7%成長、10年以内に所得4万ドル、世界7位の富裕国」が目標の747は、今振り返ればバラ色一色だったが、初期には「根拠がない」という話をする人は少なかった。747は結局、信じるものは美貌だけというタレントの運命のように、華麗なスポットライトをしばらく受けた後すぐに消えて、誰も振り向かなくなったが、事実をいえばそれにも劣る扱いを受けた。とんでもないビジョン、狂った大統領、国の借金ばかり増やした万古の逆賊というレベルにまで落ちたということだ。