アルコール1%の「薬念醤」も酒?…あきれる韓国の酒税法
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.22 13:17
韓国中堅食品会社のA社は昨年、薬念醤(ヤムニョムジャン、たれ)の新製品を出した際、思いもよらぬことを経験した。「現行の酒税法によると、薬念醤にアルコール1度以上が入れば『酒類』に分類されるので、検査を受けなければいけない」ということだった。A社は「飲み物ではなく薬念醤だが、無差別的に『酒類』に分類されるのは不当だ」と訴えたが、どうにもならなかった。
全国経済人連合会(全経連)は21日、薬念醤のように企業を締めつけている“荒唐規制”13選を明らかにした。全経連によると、「ラッピングバス広告」はすべて不法だ。2NE1、BIGBANGなどアイドルグループは音源公開と同時に広報のためにバスを丸ごと画報のように飾るが、すべて現行法違反という説明だ。現行の屋外広告物等管理法施行令によると、交通手段に広告物を表示する場合は広告面積が半分以内でなければならない。ラッピング広告会社は「乗客も乗らない広告専用バスは安全にも問題がないのでは」と抗弁したが、変更されていない。