韓国証券市場、緊張の10日間が来る…見通しは悲観的(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.21 08:55
韓国の証券市場が20~29日に“運命の10日”を迎える。投資心理を押さえ込んでいた不確実性がひとつずつベールを脱ぐ。今年に入りKOSPIは不振を免れられずにいる。初日の2日に2013.1で始まったが、その後は半月以上にわたり1950~1960台周辺にとどまっている。株価上昇を妨げる要因が4種類にも上るためだ。
まずサムスン電子の昨年第4四半期の“アーニングショック”後、他の大企業の業績も悪いだろうとの懸念が拡大した。無制限に金融緩和を進めてきた米国が突然緩和を縮小するかも知れないという不安感もあった。東洋証券のチョ・ビョンヒョン研究員は、「中国経済の鈍化と日本の円安に対する不安も株価を押さえていた」と話した。