米国、葛藤誘発者の安倍首相に相次いで警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.18 10:30
米国が焦っている。安倍晋三首相の靖国神社参拝で触発した韓国・中国と日本の間の歴史葛藤が鎮火しない状況に懸念の声を出し始めた。
ベルギーを訪問中のラッセル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は14日(現地時間)、記者との懇談会で、「世界経済は依然として脆弱だが、世界2位と3位の経済強国である中国と日本の衝突は我々には手に余る」と述べた。
ラッセル次官補は韓日葛藤についても、「アジア太平洋地域の主導的な経済強国であり民主国家である韓国と日本の衝突は、地域と世界にとって耐えがたいことだ」とし「北東アジアの国家が緊張を緩和し、外交関係を改善し、緊密な協力をすることが、米国と国際社会の利益となる」と強調した。特に「緊張と良くない感情がこうしたレベルにまでなったのは非常に不幸なことだ」と述べた。さらに「当事者は緊張を低め、政治的な葛藤を緩和し、敏感な過去の問題に対する解決方法を模索しなければならない」と促した。ラッセル次官補は「米国は各国と緊密かつ深く対話をした」とし「今は関係国の注意と自制、賢明な判断を促す」と繰り返した。ラッセル次官補はアジア・太平洋地域での欧州連合(EU)と米国の協力関係についてEU当局者と議論するためブリュッセルを訪問した。