強硬派40人に200人の議員が振り回される韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.08 14:42
昨年7月2日、セヌリ党院内指導部は国会本会議の途中に議員総会を招集した。2007年の南北首脳会談の会議録資料を国会に提出する案件について、従来の「勧告的党論」を「強制的党論」に変えるためだった。議員総会は党指導部の趣旨説明がすべてで、5分で終わった。賛否討論もなかった。
3カ月後の10月2日。徐清源(ソ・チョンウォン)元ハンナラ党代表の10・30再・補選公認をめぐり党内で論争があった。当時セヌリ党の金聖泰(キム・ソンテ)・朴敏植(パク・ミンシク)・チョ海珍(チョ・ヘジン)・李荘雨(イ・ジャンウ)議員は徐元代表の公認に反対し、議員総会を開いて討論しようと提案した。しかし指導部は黙殺した。匿名を求めた再選議員は「党指導部が望む結果が出ても、討論をして結論を出すのと、熟成過程なしに指導部が“従え”と一方的に押しつけるのとは大きい差がある」とし「議員総会が青瓦台(チョンワデ、大統領府)の指針を説明する席に変わった」と話した。