日中除き、韓国だけ…ローマ法王、破格の訪問へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.07 15:02
韓国の天主教界に祝福の雪が降る。もしかしたらその雪が二重奏にもなるかもしれない。フランシスコ法王が今年8月に韓国を訪れる。25年ぶりの訪韓だ。中国と日本を除き、韓国だけを訪問する。これに先立ちローマのバチカンでは2月22日に新しく指名された枢機卿の叙任式が開かれる。新しい枢機卿の名簿に韓国の主教が含まれるのか期待される。
キム・スファン枢機卿に続き2006年にチョン・ジンソク枢機卿が叙任された時も、国家的な慶事であった。韓国の天主教で史上初の「2人枢機卿時代」となったためだ。世界天主教における韓国の地位がそれだけ高まったことを示す事例でもあった。2009年2月にキム枢機卿が他界して以後、韓国天主教界はずっと「新しい枢機卿」を期待していた。容易なことではなかった。枢機卿の叙任は一国家を対象にするのではなく全世界の天主教界で枢機卿の数を調整するためだ。昨年はチョン・ジンソク枢機卿が引退した。今は現役の枢機卿がいない状態だ。今年、再び1人の枢機卿叙任に対する期待感が軒並み高くなっている理由だ。枢機卿を決めるのは全面的に法王だけの権限だ。