【取材日記】鉄道労組「習慣性ストライキ」防ぐためには=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 11:38
いつのまにか19日目に突入する鉄道労組ストライキは習慣性を持った。なぜストライキが繰り返されるのか調べてみるためには2002年まで遡らなければならない。金大中(キム・デジュン)政府は外国為替危機を収拾するとすぐに公共部門にも果敢な改革の風を起こした。その年、人材縮小が推進されるや組合員9876人がストライキに出た。政府は3日で民営化計画をおさめただけでなく厚生福祉と手当てまで上乗せした。労組では儲かる商売をしたわけだ。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府が入ってきても民営化が推進されたが、労組ストライキの前にひざまずかなければならなかった。盧武鉉政府は2006年3月に人材縮小を試みた。2005年に鉄道庁を鉄道公社(KORAIL)に変える際、経営効率のための構造調整が不足したという判断からだ。だが、労組ストライキの前に、再びお手上げ状態になるほかなかった。