安倍首相「戦犯崇拝は誤解、韓日関係は大切…」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 09:29
安倍晋三日本首相の靖国神社参拝は電撃的だった。安倍首相の周辺では「来年2月に東京都知事選挙、4月には消費税増税があり、選挙の結果や経済効果によっては政権に“ダブルショック”となる可能性がある。したがって賛否両論がある靖国参拝のタイミングとしては今が“最後の機会”と見た」という分析が出ている。また「中国の防空識別圏設定、韓国との南スーダン実弾提供真実攻防もあり、『これ以上米国の顔色をうかがう必要はない』として最終決断をした」という指摘もある。
しかし参拝の背景が何であれ、安倍首相がこの日の記者会見と談話で明らかにした歴史観や参拝の理由は、一国の指導者としてあきれるという指摘が出ている。安倍首相はこの日の会見と談話で、「戦犯を崇拝するために参拝をしているという誤解に基づいた批判がある」と述べた。自分はそういうものとは関係なく、戦場で命を落とした人たちの魂を慰めるために靖国を訪れているにすぎないという主張だ。