最前方を訪れた朴大統領 「北が挑発したら容赦なく対応を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.25 15:26
朴槿恵(パク・クネ)大統領は24日、「(北朝鮮が)万一、挑発をしてくるようなら断固かつ容赦のない対応で国家と国民の安全と危機を守らなければならない」とし「私は軍の判断と一線指揮官の決定を全面的に信頼している」と述べた。クリスマスを翌日に控えた同日、江原道楊口郡(カンウォンド・ヤンググン)の中東部戦線の最前方である乙支(ウルチ)部隊の一般前哨(GOP)を訪問して述べたものだ。
朴大統領はGOP指揮官60人に「現在、韓半島(朝鮮半島)の情勢と安保状況が非常に差し迫っている」とし「北朝鮮の内部状況が普通ではなく、これに伴い北朝鮮が挑発を敢行する心配も大きくなっている」と強調した。また「北朝鮮の挑発を防ぐ最善の対策は、一寸の隙もない徹底した安保態勢を構築し、挑発しようという考えを持たせないようにすること」とし、「強力な安保意識だけが戦争を抑止し平和を守ることができる。このため将兵の精神教育も徹底してもらいたい」と釘を差した。