金正恩の怒ったような表情…威厳誇示? 思い通りにならず?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.18 13:08
17日午前11時、父親の追悼大会に登場した金正恩(キム・ジョンウン)はすべての参席者が気を付けの姿勢で起立する中をゆっくりと腕を振って歩いていった。続けて主席壇中央に座った彼はその後終始無表情だった。胸の内を表わさず表情のないポーカーフェースが1時間12分にわたる朝鮮中央テレビの実況中継の間ずっと続いた。
金永南(キム・ヨンナム)が追悼辞で代を継いだ忠誠を宣言する瞬間や崔竜海(チェ・ヨンヘ)が忠誠演説をする途中も表情の変化はなかった。視線を虚空に移したり何か考えにふけるような姿も時々見えたがどんな感情なのかは表わさなかった。笑うことができない父親の追悼式の席という点を考慮しても終始ポーカーフェースが続いたため怒っているように映るほどだった。国家安保戦略研究所のイ・スソク首席研究委員は、「昨年の追悼大会でも金正恩は厳粛な態度を維持したが今回はそのレベルが増し立腹しているような感じを受けた」と話した。