【社説】韓国政府の対北朝鮮情報システム、問題はないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.06 15:14
北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長失脚説の波紋が、政府の対北朝鮮情報システム問題に広がっている。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記体制の第2人者の役割をしてきたという張成沢の去就は、南北関係はもちろん、国家安保にも影響を及ぼしかねない重大な事案だ。しかし、これをめぐり各関係部処長官の言葉が異なるうえ、一貫性のない姿が見られ、心配が深まる。対北朝鮮情報を収集・評価・分析・共有・拡散する政府のシステムに問題があるのではという疑いを抱かせる。
国家情報院が国会情報委員会所属の与野党幹事に報告する形式で、張成沢失脚説を公開した翌日の4日、主務部処長官は国会でそれぞれ異なる言葉を述べた。柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官は張成沢の所在を知っているが、「自宅軟禁」状態にあるかどうかは確認することができないという趣旨で答えた。前日に国家情報院が「失脚後、姿が見えない」と明らかにしたが、そこから一歩進んだ内容だ。柳長官の発言に関心が集中すると、すぐに統一部は追加の説明で、「身辺に特別な異常は確認されていないという意味」と一歩後退した。