【時論】中国の海外エネルギー確保総力戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.05 15:00
中国はこれまで、5000億ドル規模の海外直接投資のうち3000億ドルをエネルギー採堀権の確保に集中的に注ぎ込んでいる。世界の石油・ガス関連買収合併(M&A)取引の20%程度を中国が占める。中国がこのように世界の石油・ガス資源に莫大な投資をする意図は何だろうか。
最初に、経済成長で石油・ガス需要は途方もなく増加するのに比べ、中国内の石油・ガス生産可能量がこれにはるかに及ばないためだ。特に2000~2012年の中国の石油消費は毎年7.2%ずつ増加してきた。中国は必要な石油の58%を海外から輸入しており、その比重は2035年まで増加して最高72%まで達する見通しだ。これに伴い、海外の原油採堀権確保が絶対的に必要だった。