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<先進国の人格教育現場・神戸>地域住民みな先生、大人見れば「こんにちは」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.29 15:02
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◆「応援ありがとう」野球部が街の清掃

在日同胞2世で、神戸市の県立湊川高等学校で韓国語を教えているパン・ジョンウン氏(60)は「人々がたくさん通る電車の駅周辺で、近隣の高校野球部員がゴミを拾って『応援して下さってありがとうございます』と90度に腰を曲げて挨拶する姿をしばしば見る」と話した。甲子園(日本の高校野球選手権)の時に地域住民が送った応援に感謝する意味で奉仕活動を行っているということだ。

 
韓国の市教育庁に該当する兵庫県神戸市教育委員会も人格教育のために地域社会が積極的に乗り出すことを広報・誘導している。地域の祭りや行事に子供たちを参加させるようにとのことだ。新年が始まれば各学校の代表(校長または教頭)が集まって年間活動計画を立てる。垂水中の有本直道校長は「私たちの学校に進学する小学校など近隣の3、4校が集まって地域行事にどの学校がどのように参加するのか年初に計画を立てた後、随時会って調整している」と話した。

中学校2年を対象に実施している「トライヤルウィーク(Try Yaru Week)」のプログラムも代表的な地域参加型の人格教育だ。1998年から兵庫県で実施している。

◆地域の飲食店・美容室で職業体験も

2年の生徒たちは毎年11月になると5日間、学校の代わりに本人希望により飲食店でサービスをしたり幼稚園で子供たちを世話したりする。製造業者や福祉施設、パン屋、美容室など小規模店舗にまで学生たちが入っていく。一種の進路探索プログラムだが、実際は人格教育に焦点が合わせられている。生徒たちが体験場所に出て行く2カ月前にあらかじめ訪ねて行き「こちらで5日間の体験をしても構わないか」と了承を求める。許諾を受けた後は学校で先生と一緒にどのように活動するのか相談して、活動中に失敗した場合にはどのように対処するのか状況(シュミレーション)劇も行う。

職業体験だけをするのではなく文化体験も可能だ。神戸韓国教育院もこのプログラムに参加した。昨年から垂水中をはじめとする2校の生徒たちが「トライヤル」期間に韓国文化体験をしている。韓服を着てお辞儀をしてみて、チャングを叩いてみて、韓国語の講義を聞きながら韓国文化を理解する。チョ・ミオク神戸韓国教育院長は「韓国文化に対する関心が高まった理由もあるが、ほかの民族と国の文化を理解することによって共存する方法を教える人格教育の一環」と説明した。

◆トライヤルウィーク(Try Yaru Week)=兵庫県の人格教育プログラム。全中学校の2年生が11月の1週間、学校に代わってさまざまな場所を訪問してボランティア活動や職業体験をする。トライ(Try)に、日本語で「意志を持って行動する」という意味の「やる」を付けた言葉だ。ここでトライは、重義的な意味で使われる。「試みる」という本来の意味と学校・地域・家庭の3つで共に子供たちを世話するという「トライアングル(Triangle)」の意味だ。


<先進国の人格教育現場・神戸>地域住民みな先生、大人見れば「こんにちは」(1)

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