「韓日対立、和らげるのが米国の利益」バイデン歴訪で両国関係仲裁を予告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.29 08:51
ジョー・バイデン米国副大統領が、韓国と日本の冷え込んだ関係における仲裁の役割を自認した。
ホワイトハウス副大統領室の高位関係者は27日(現地時間)、匿名を条件に記者たちと行った電話会見で「副大統領が韓国と日本を訪問して、米国と近い2つの同盟国間の対立を最小化するのが米国の利益と符合するという点を強調する」と予告した。バイデン副大統領は12月1日から8日まで日本・中国・韓国を順に訪問する予定だ。この関係者は「米国はこれまで持続的に日本に向けて20世紀の残滓である過去の歴史のデリケートなイシューの解消に努力を傾けるように促している」と話した。「韓国を含めた周辺国にも、日本の肯定的な動きに和解の手を差し出すよう促している」とも述べた。彼は「韓国と日本は米国の近い友人であり同盟国」としながら「バイデン副大統領は、両国間にある問題を解決して和解させるために躊躇しない」と付け加えた。
この関係者は「韓国と日本の間にはいくつか難しい過去の歴史懸案があり、この懸案が韓日関係を持続的に規定している」として「米国の一貫した立場は、いかなる当事者も相手方に問題を引き起こす行動を起こすべきでないということ」と話した。特に「これは仲裁ではなく常識であり、米国の利益を代弁するもの」と強調した。