韓米同盟<日米蜜月…1年で関係逆転(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.22 09:11
スーザン・ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)が20日(現地時間)、ジョージタウン大で講演した。「アジアにおける米国の未来」というテーマの講演はA4用紙10枚分にもなった。ホワイトハウスが後に報道資料を出し、安保・経済・価値などのサブタイトルを付けて区分するほど、ライス補佐官のこの日の講演はオバマ政権2期目のアジア政策の集大成だった。
講演で韓国が出てきたのはわずか一文だけだ。それも北朝鮮問題との関連で「韓米連合戦力が北朝鮮の挑発を抑止できるよう軍事能力を強化している」だった。一方、同盟の最優先順位で言及された日本については、来年初めの集団的自衛権を明示した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)改定、そして日本の国家安全保障会議(NSC)創設などを話した。ライス補佐官は「(日本側NSCパートナーとの)協議が期待される」とも述べた。
昨年末まで対米外交で日本は韓国より遅れを取っていた。韓米自由貿易協定(FTA)が発効した後、ワシントン米商工会議所で会った駐米日本大使館経済公使が「韓国がうらやましい」と語ったほどだ。ホワイトハウスと国務省・国防総省の当局者は「韓米同盟は史上最もよい」という言葉を口癖のように話していた。