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「尖閣紛争、武力衝突も辞さない」 中国、全軍に準備訓練指示、日米も戦闘機を前進配置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.16 08:49
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中国人民解放軍が全軍に実戦の準備を指示した。尖閣諸島(中国名・釣魚島)などで領土紛争が発生する場合、武力衝突も辞さないという点を公式的に明言したのだ。

15日の人民解放軍機関紙・解放軍報によると、軍総参謀部は14日、全軍と武装警察に送った「2013全軍軍事訓練指示」で、「戦争遂行能力が軍の核心という思考を強化し、戦争をすれば必ず勝利しなければならないという目標が必要だ」と強調した。

 
全軍軍事訓練指示とは、軍作戦を総括する参謀部が毎年、超軍事訓練の基本方向と原則を伝えるもので、戦争準備内容が含まれるのは異例だ。人民解放軍総参謀部は党中央軍事委員会の傘下組織で、軍事委委員長は習近平総書記。

中国軍が新年初めから強力な実戦軍事訓練に入ったことも公開された。2日には海南省と遼寧省瀋陽、山東省済南付近で、陸海空軍が参加した実戦訓練が実施されたと、官営中央テレビ(CCTV)が14日報じた。また青島に司令部を置いた北海艦隊は3日前後に海上で艦対空ミサイル訓練をした。空軍は「殲10」戦闘機を出動させ、華北の氷点下10度以下の環境で空中戦訓練を行った。

これに対抗し米国と日本は尖閣周辺に戦闘機を前進配備している。共同通信によると、米軍は14日から4カ月間の日程で沖縄県嘉手納空軍基地にF22ステルス戦闘機9機を配備した。日本防衛省は尖閣監視態勢を強化するため、現在、沖縄県那覇基地に配備されているF15戦闘機を尖閣に近い宮古島市下地島空港に常駐させることを検討している。

米軍と自衛隊は14日、宮崎県新富町の航空自衛隊基地で、米海兵隊のFA18戦闘機と自衛隊のF4戦闘機が参加する合同訓練を5日間の日程で始めた。

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