早大・深川教授「韓国の高齢化対策、北朝鮮がワイルドカードに」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.11.11 16:20
高齢化は、もはや避けられない全地球的な課題だ。韓国も2018年には65歳以上の人口比率が14%を超えて「高齢社会」になると予想されている。2050年には65歳以上が38.2%を占めて世界最高齢国になるだろうという研究結果もある。このような巨大トレンドに私たちはどのように対処するべきか。早稲田大学政治経済学部の深川由起子教授(55)は25年間韓国を研究し、日本国内でも韓国経済・高齢化の専門家として数えられている。1日、彼女に会って日本の高齢化事例と韓国の対応方案について聞いてみた。この日のインタビューにはイ・クァンジェ中央SUNDAY客員コラムニスト(元江原道知事)と、西江(ソガン)大学国際大学院の趙潤済(チョ・ユンジェ)教授(元大統領府経済補佐官)が同席した。
--高齢化に関心を持つことになったきっかけは。
「高齢化は韓国だけの問題ではない。日本も代表的な高齢化国家だ。1つの国が発展し続けるには潜在成長率が後押しされなければならず、このためには人口が着実に増えて社会が活力を維持しなければならない。アジアの高齢化が急速に進んで近い将来、深刻な問題になると思った」