【コラム】先進国待遇される韓国経済、喜んでいるだけでいいのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.18 11:55
「20年前の価格そのまま」。
大手流通会社で時々行っているイベントだ。復古的な郷愁を刺激しながらも半値で物が買えるという倹約心理に訴える。ある弁当企業の20年前のビラを見ると本当に安い。「コンナムルクッパプ970ウォン(約89円)、イシモチ弁当1500ウォン…」。
こういう「タイムマーケティング」ができない国が日本だ。20年間、物価が全く上がらなかったということだ。日本の国民的飲料であるヤクルトが11月から価格を上げるというニュースが主要な外信に載っているのを見ると苦笑いがこみ上げる。35円の乳酸菌飲料1本にわずか5円を上乗せするのに22年の歳月が必要だった計算だ。