【コラム】狂った不動産価格にとらわれた大韓民国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.08 17:36
そう。別の見方をすれば陳腐で食傷ぎみだ。狂った不動産価格。史上最長63週連続で上がった。格別な対策もない。百薬も効かない。頭痛だけに悩まされる。こういう時は言及しないことが上策だ。目をしっかり閉じて知らないふりをしよう。大体一日二日の話なのか。そんなふうにして場を終わらせようとすると、不動産専門家のAがにわかに興奮した。「不動産価格を放っておけば国は滅びる」。Aはこの頃「不動産価格亡国論」にハマっている。根拠は?「不動産価格の上昇→家計債務の増加→消費沈滞→景気下落。こんなサイクルが国の滅びる時まで無限に繰り返される」。
なぜかよく聞く話だ。10年余り前の住居価格暴騰時にも出てきた「不動産亡国論」と同じだ。なぜ無限の反復なのか。放っておけばいつかは落ち着くことではないのか?Aは断固として「No」と言った。今は自然治癒が不可能なレベルだとのことだ。治る前に体(経済)が先に死んでしまうのだ。なぜそうなのか?