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3・11癒やした11・3大反転…万年最下位・楽天の奇跡(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.05 09:13
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東北の住民にとって楽天は特別な存在だ。プロ野球のホーム球団がなかったこの地域に新生チームの楽天が誕生したのは2005年。しかし成績は良くなかった。開幕2試合目で26対0で大敗すると、「プロ球団の承認を取り消すべきでは」という声も聞いた。その年、優勝チームとのゲーム差はなんと51.5ゲームも開いた。

数年が過ぎても下位圏を免れなかった楽天に“勝負師”と呼ばれる星野監督が就任したのは2011年初め。直後、東日本大震災が発生した。ホーム球場までが一部破損し、開幕後1カ月間は遠征試合をした。ホーム球場に戻った日、嶋基宏主将はホームのファンの前でこのように叫んだ。「東北の皆さん、絶対に乗り越えましょうこの時を。絶対に勝ち抜きましょうこの時を」。

 
この時から楽天は、逆境を乗り越えて再起に全力を尽くす東北の象徴となった。選手も時間があれば被災者と災害地域の臨時住宅を訪問した。余震に不安を感じる選手に星野監督は「私たちができることは勝って(ファンに)喜びを与えることしかない。お前たちの優しさは伝わっている。今度は強さを伝えようと」と励ました。

震災から2年7カ月。この日、日本シリーズで優勝した楽天の仙台Kスタ球場にはファンの感謝の言葉が掛けられた。「見せた、野球の底力を。見せた、東北の底力を」。敗れた読売ジャイアンツの親会社である読売新聞は4日、「負けこんでいた厳しい時期を乗り越えた末、楽天が頂点に立った」とし「被害を受けたファンは逆境でも決してあきらめない(楽天の)選手の粘りから勇気を得たし、再起のための決意を新たに固めた」と賛辞を送った。

◆楽天ゴールデンイーグルス=日本の最大オンライン企業の楽天が2004年末に設立し、2005年シーズンから日本プロ野球パシフィックリーグに所属。宮城県を中心に東北地方を本拠地としている。2009年のリーグ2位が最高の成績だった。2011年から星野仙一監督がチームを率いている。


3・11癒やした11・3大反転…万年最下位・楽天の奇跡(1)

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