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「韓国、ますます日本に似ていく」…『続・悩む力』の姜尚中教授(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.07 16:00
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それでも私たちは生き抜かなければならない。 皮相的な楽観論より正直な悲観論を語る政治学者、姜尚中(カン・サンジュン)教授(62、東京大学大学院)が『生きなければならない理由(続・悩む力)』(四季出版社)を出した。 08年に日本で100万部以上が売れた『悩む力』の続編だ。 前作は「悩んだ末に得た力は強い」というメッセージで、経済危機が深まる日本社会に激励と慰労を送った。

姜教授が新しい本を出すことになったのは、息子との死別という苦痛を経験したからだ。 不治病の息子を亡くし、その数カ月後に大地震と原発事故で2万人の日本人が犠牲になると、姜教授は人生の意味について新たに悩んだ。 姜教授は序章で「生きていく意味を見いだせずに煩悶する人々に、亡くなった息子と私が合作した祈祷の言葉」と明らかにした。 5日に姜教授に会った。

 
--今の日本は「生きなければならない理由」を見いださなければいけないほど不安なのか。

「戦後、日本人は経済的な成功で自己満足していた。 こうした特権意識は20年前から崩壊し始めた。 経済が衰退し、毎年3万人にのぼる自殺者が出て、若者の失業・非正規雇用などの問題が台頭した。 そこに東日本大震災という災難が襲った。 韓国も同じ道を歩んでいると思う。 今までの生活方式と価値観を根本的に変えなければ、さらに閉塞感が深まるだろう」


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    「韓国、ますます日本に似ていく」…『続・悩む力』の姜尚中教授(1)

    2012.11.07 16:00
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    在日韓国人で初めて東京大学の教授になった姜尚中(カン・サンジュン)氏。戦後の日本社会、北東アジア問題に対する批判的な分析で日本社会で影響力を発揮している(中央フォト)。
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