「サムスン修能」に10万人…人材集まり過ぎて悩むトップ企業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.14 10:19
13日午前6時半、ソウル大峙洞(テチドン)の壇国大学付属高等学校。まだ日も昇らない時間から、学校には受験生が1人2人と集まってきた。化粧気ひとつない黒ぶちメガネで顔を隠した女子学生、上着のフードをかぶったまま顔を下に向けて入ってくる男子学生…。試験問題の運送車両は安全要員2人の警護をつけて非常灯をつけたまま学校に入ってきた。
大学修学能力試験(修能、来月7日)にはまだ3週間ほどあるが、この日午前、ソウル壇大付属高をはじめとする全国83校では修能試験日課と変わらない光景を見ることができた。就職活動学生の間で「10月の修能」と呼ばれるサムスン職務適性検査(SSAT・SAMSUNG Attitude Test)が実施されたためだ。この日の試験は史上最多の10万3000人が志願し、このうち9万3000人程度が受験した。サムスンはこの中から5500人を選抜する予定だ。