サムスンを離れた外国の人材、韓国企業特有の“シゴキ”文化に…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.08 10:00
サムスン電子を除くサムスン系列会社社員の間ではこのごろ「サムスンは『サムスン電子』と『サムスン後者(非サムスン電子系列と新事業)』に分けられる」という自嘲を交えた話が出回る。
看板企業のサムスン電子の携帯電話やテレビ・半導体などで驚異的な成果を上げているが、電子を除いた大多数の系列会社は成長が停滞して後方に分けられている状況を遠回しに言っている。
実際、サムスン電子が昨年201兆ウォンの売上げを上げながらグループ内の比重は史上最大値である65%を超えると推定される。こうしたなか、3年前から2020年まで23兆ウォンを投じることにした5大未来新樹種事業まで軌道に乗せることができず、いつの時よりも危機感が広まっている。先月11日以後、海外に滞在中であるサムスン電子、李健煕(イ・ゴンヒ)会長の苦悩も深くなっている。李会長は時ある毎に危機状況を強調して10年以上の食いぶちになるものを強調してきた。