朴大統領 「ソウルプロセス」に各国首脳の支持を確保
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.11 10:10
朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓国・日本・中国)首脳会議と東アジア首脳会議(EAS)に出席し、自らの対外政策である北東アジア平和協力構想を説明し、支持を確保した。北東アジア平和協力構想とは、環境など非政治的な懸案から北朝鮮の核など安保懸案へと対話の段階を高めていくもので、「ソウルプロセス」とも呼ばれる。
ブルネイを訪問している朴大統領はこの日午前、バンダルスリブガワン国際コンベンションセンターで開かれた「ASEANプラス3」首脳会議で、「北東アジア地域は経済的な相互依存性と協力は進展しているが、政治・安保分野での協力は低いレベルにとどまっている」とし「こうしたパラドックス状況は相互信頼不足によるものであるだけに、領域内国家間の信頼のインフラを構築していくというものが北東アジア平和協力構想だ」と説明した。