「ソウル大の国際化水準?10点満点で6点程度」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.10.08 15:31
ソウル大学のバーナード・エガー教授(38)はソウルに来て5年間、「エドガー」という名前で過ごしてきた。2003年にソウル大コンピュータ工学部博士課程に入学当時、教職員が彼の姓「エガー(Egger)」を聞き間違えて学校電算システムに「エドガー」と入力したためだ。学生証も各種書類も「エドガー」だった。強制改名にあったような格好だった。何度も修正を要請したが「書類過程が複雑だ」という話を聞いてはあきらめた。2008年に博士課程を終えた彼の卒業証明書まで最初は誤った名前で発行された。指導教授の助けを受け、かろうじて修正できた。このようなハプニングは当時ソウル大301・302棟の新工学館の唯一の外国人だった彼が体験したさまざまな不便のうちの1つだった。
バーナード・エガー氏は先月初め、ソウル大の外国人教授として史上初の補職を引き受けた。ソウル大工科大学の「情報化・国際化本部長」という職責だ。外国人教員の便宜性を増進することが主な業務の1つだ。外国人だという点をのぞいても、彼がコンピュータ工学部助教授である上に30代という点でも抜てき人事として話題を呼んだ。ソウル大工大のイ・コンウ学長は「学校の国際業務を外国人が担当してできれば良いが、今まではコミュニケーションの問題などで職責を任せるのに紆余曲折があった。エガー教授は韓国語が上手いばかりか韓国文化をよく分かっていて補職教授として遜色がない」と説明した。