韓国、“クジラに挟まれたエビ”コンプレックス捨てるべき(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.28 15:51
「韓国戦争(1950-53)が休戦に入った1953年、韓国の1人当たりの国内総生産(GDP)は67ドルで、ソマリアと同じレベルだった」。
“韓国の奇跡”を語るときに決まって登場する話だ。韓国経済の輝かしい成長を端的に見せる数値であり、韓国人が誇らしく引用するファクトでもある。しかしこのように誇るのは賢明なのだろうか。これは大きなマイナスだとして首を横に振る青い目の外国人学者がいる。エマニュエル・パストリッチ(韓国名イ・マンヨル)慶煕大フマニタスカレッジ教授(49)だ。
パストリッチ教授が指摘する点は、輝かしい韓国伝統文化に対する無視だ。「かつて韓国がソマリアと似ていたと強調すれば、文化レベルまで同じだったという誤解を招く」ということだ。こうした推定は望まない結果を招く。韓国全般を軽視することで、韓国人や韓国製品に対する信頼性の危機につながりかねない。韓国製品、韓国企業、韓国経済が待遇を受けられない「コリアディスカウント」の起源だ。