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【大学評価】「世界1%」論文、ソウル大薬理学6位 KAIST工学33位(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.08 11:35
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「漢江(ハンガン)の奇跡に続くもう一つの奇跡だ」(韓国研究財団アン・ファヨン成果拡散室長)。過去10年間の大学の研究力発展に対する評価だ。

中央日報は全国大学評価協議会と共同で、2003-2012年の世界22学問分野の科学技術(SCI)・人文社会(SSCI)国際論文1365万件を分析した。2003年の韓国の国際論文は計2万2759件(世界論文の2.1%)で世界14位だった。昨年は計5万4315件(3.4%)に達し、インド・豪州・ロシア・オランダを抜いて世界10位となった。

 
◆材料科学分野、100位内に6大学

他の学者の後続研究によく引用される「被引用上位1%論文」11万件を22学問分野別に分析した結果、韓国の大学の研究水準が世界トップレベルに最も近い分野は薬理学・毒性学だった。ソウル大が世界6位、米ハーバード大が1位だった。

材料科学分野でも韓国の大学の善戦が目立った。100位内にソウル大(11位)、KAIST(韓国科学技術院、35位)、ポステック(浦項工科大、48位)、成均館大(55位)、延世大(56位)、漢陽大(57位)が入った。KAISTは工学分野で世界33位だった。

一方、海外の大学と競争力の差が大きい分野もあった。韓国の大学・研究機関からは宇宙科学分野の「上位1%」論文が1件も出ていない。精神医学・心理学分野では、ソウル大・延世大を除いて韓国の大学の名前はなかった。

◆千宗シク教授の論文は1000回引用

被引用数が多い韓国人学者の論文の中には、世界レベルに達しているものも多かった。ソウル大生命科学部の千宗シク(チョン・ジョンシク)教授が2007年に発表した細菌分類学の論文は、これまで世界の学者の後続研究に1000回以上も引用されている。微生物学分野の国際論文のうち、被引用数で見ると上位0.01%内に入る。

「生物情報学」を集中的に研究している千教授はコンピューターデータを活用して細菌を分析する。千教授が開発した「細菌バーコード」は、特定の遺伝子塩基配列に反応するバーコードデータベース(DB)を通じて、患者がどんな細菌に感染したかを簡単に知ることができる。これを通じて細菌感染患者に対する治療法を改善した。千教授は「国内の研究環境も世界トップレベルの大学に並ぶほどよくなり、研究者のレベルも上がっている」と述べた。


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    【大学評価】「世界1%」論文、ソウル大薬理学6位 KAIST工学33位(1)

    2013.10.08 11:35
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    漢陽大ERICAキャンパス電子システム工学科のイ・ビョンジュ教授(右)がヒューマン・ロボティックス研究室で、がん治療のために製作したロボットを実験している。
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