【社説】世界1位でも油断すれば終わる=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.21 11:49
世界市場の地図が激烈な地殻変動を起こしている。特に核心産業である情報通信と自動車分野の市場占有率はあっという間に逆転するのが常だ。いくらトップに上がってもしばらく油断しては断崖に落ちるきわどい薄氷だ。日本のトヨタ自動車は大規模リコール事態と東日本大震災の傷をいやして再び立ち上がった。2年ぶりにGMとフォルクスワーゲンを抜いて世界1位奪還が確実視されている。トヨタのカローラやプリウスなど小型車とハイブリッドカーが人気を呼んでいたところに安倍政府の量的緩和と円安の順風に乗って華やかに復活している。
世界携帯電話市場ではサムスン電子が1位に上がることが明らかになっている。1998年以後、1位を占め続けてきたノキアを抜いて14年ぶりにトップの座をつかんだのだ。サムスン電子は優れた部品競争力と迅速な意志決定でギャラクシーシリーズなどスマートフォン市場で目映く疾走している。世界市場占有率は昨年24%で、今年は29%に跳躍した。一方、ノキアの市場占有率は6%ポイントも下がった24%で、真っ逆さまに墜落した。アップルは占有率20%にとどまった。