朴大統領「北朝鮮の核に対応するキルチェーンとKAMDを早期に確保」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.02 09:12
朴大統領はこの日の記念演説で「65年前の軍創建の主役が切実に望んだ精鋭強軍の夢が韓半島と世界のあちこちで実現されている姿を見ながら、すべての国民とともに大きな自負心を感じる」と話した。続けて「軍隊の真の存在価値は戦争をするところにあるのではなく、戦争を防止するところにある。韓米連合防衛体制を維持しながらキルチェーンと韓国型ミサイル防御システム(KAMD)など、北朝鮮の大量破壊兵器への対応能力を早期に確保し、北朝鮮の政権が執着する核とミサイルがこれ以上役に立たないということを自ら認識させるだろう」と誓った。キルチェーンは北朝鮮のミサイルや核を事前に探知して判断し攻撃を決心した後に打撃する一種の先制攻撃の概念だ。KAMDは北朝鮮のミサイルが韓国に落ちる前に迎撃するシステムで、それぞれ2017年と2022年までの構築を目標にしている。
朴大統領は、「われわれは北朝鮮が核を下ろし正しい選択をする時まで強力な対北朝鮮抑止力を構築しなければならない」と述べたのに続き、この日午後世宗(セジョン)文化会館で開かれた祝賀行事でも「ブレーキを信頼できてこそ自動車の速度を高めることができるように、国防という強固な支えがある時に国の発展も加速度を高めることができる。韓半島の平和統一基盤を構築することと国民幸福時代を開くことともにしっかりとした安保が裏打ちされなければならない」として安保態勢確立を注文した。