老いゆく大韓民国…2060年、40%が高齢者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.01 09:57
大韓民国が急速に老いつつある。現在の傾向のままで行くと2060年には国民10人中4人以上が高齢者で占められる見通しだ。また、生産可能人口1.2人で高齢者1人を扶養しなければならない。
韓国統計庁は老人の日(10月2日)を前に30日、こうした内容を中心にした「2013年高齢者統計発表」を出した。統計によれば、今年の総人口に65歳以上の高齢者が占める比率は12.2%で、毎年急速に増加していることが明らかになった。関連統計が始まった1960年は2.9%に過ぎなかった高齢者比率が、2008年に初めて10%を超えた。今後も高齢者比率は急速に上昇し、2060年には40.1%に達すると予測された。これに伴い、生産可能人口1人あたり扶養しなければならない高齢者数も急速に増えている。1960年には18.9人が高齢者1人を扶養すればよかったが、今年は6人で扶養しなければならない。また2060年になれば高齢者1.2人あたり1人ずつで扶養することになる。