朴大統領、基礎年金縮小で事実上の謝罪…「公約放棄ではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.27 10:26
朴槿恵(パク・クネ)大統領が26日、65歳以上の高齢者に毎月20万ウォン(約2万円)ずつ基礎年金を支給するという大統領選挙公約を守れなくなったことについて、「私を信じた高齢者の方々全員に(基礎年金を)支給できないという結果が出て、申し訳ない気持ち」と述べた。
朴大統領はこの日の国務会議で、「世界経済の沈滞と重なり、類例を探せないほどの税収不足と、財政健全性の手綱を締めなければならない現実で避けられなかった」と述べ、このように明らかにした。朴大統領は「申し訳ない気持ち」と表現したが、政界は事実上の対国民謝罪と受け止めている。予想外の税収不足という現実にぶつかり、福祉公約の一部を縮小するしかなかったという評価だ。朴大統領が謝罪したのは、尹昶重(ユン・チャンジュン)事件(5月13日)、長・次官級人事落馬事態(4月12日)に続いて3度目となる。