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【グローバルアイ】中国、阿Qを恐れるのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.10 16:00
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「2人の思想家に触れず20世紀の中国を語ることはできない。毛沢東と魯迅だ」。

社会主義政権の樹立後、中国の知性世界が認めた言葉だ。封建秩序を崩壊させた2人の中国革命思想に対する畏敬だ。しかし最近、中国では“魯迅削除”が行われている。中国の小中高校の教科書の大半を発行する人民教育出版社が、今年9月の新学期、中学1年の語文(国語)教科書から魯迅の散文『風箏』を削除した。

 
魯迅の散文の白眉とまで呼ばれるこの作品が抜けた理由は釈然としない。ただ、出版社や一部の教育界の関係者は「内容があまりにも難しいため生徒が理解できず、習うのを嫌がる」と話す。魯迅の代表作『阿Q正伝』が抜ける時も同じ理由だった。上海市は10年前、北京市は6年前に中高校の教科書からこの作品を削除したが、当時の理由も「生徒が難しがる」というものだった。

実情がこうであるため、1920年以降130作品ほど教科書に掲載された魯迅の作品はもう15作品ほどに減った。中国が自負する思想家であり革命家、そして最も世界的な作家という魯迅が、なぜこのような冷遇を受けるのか。本当に生徒の学業の苦痛を減らすための措置なのか。

その本当の理由を知るには作品の内容をのぞく必要がある。25年に発表された『風箏』は、幼い頃、魯迅が凧を飛ばせない弟を苦しめた話だ。幼い頃の回顧を通じて、弟に対する良心の呵責が込められている。しかし本当に魯迅が言いたかったのは、不当な兄の圧力に抵抗できなかった弟、そして弟をそのようにした家父長的な封建位階秩序、さらに一歩進んで封建社会の暴力性に対する告発だ。

韓国の学生にもよく知られる『阿Q正伝』も同じだ。『風箏』の2年前に出たこの小説は、阿Qという最下層の農民工を通じて見た当時の社会の矛盾と不正の告発だ。特に、侮辱を受けても抵抗することを知らず、むしろ泥棒に追い込まれて銃殺される阿Qの運命を通じて、中国民衆の愚昧を痛烈に叱責している。

そして90年が過ぎた今、中国社会は腐敗とインターネットのデマと戦争している。腐敗は監視を受けない封建権力を清算しようというもので、デマの取り締まりは社会の不満拡散を防ごうという布石だ。逆にいえば、魯迅が告発しようとした社会の封建性と抵抗できない国民の愚昧がまだ存在するということだ。

それで中国は封建と圧力の象徴だった阿Qが体制に対する抵抗に向かわないか心配しているようだ。徐東波紹興魯迅記念館副館長の一言が印象的だ。「書けず、言えないのなら、生徒たちに、国家に未来があるのだろうか。これが魯迅の精神だ」。

チェ・ヒョンギュ北京総局長

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