金浦空港復活へ羽ばたく…33年ぶりにターミナル改装=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.03 08:46
だが、2001年に仁川空港が開港し状況は急変した。立地が良かった国際線第1ターミナルは国内線ターミナルに転換された。国際線第2ターミナル(現国際線旅客ターミナル)と旧国内線ターミナルは空き家となった。翌年から大型商業施設を誘致し、2003年に国際線の運航が一部再開されたが、一時は世界9位(利用客3650万人、1997年基準)に上がった大型空港の姿は回復できなかった。昨年の金浦空港利用客は国内線1530万人、国際線409万人で仁川空港の3897万人の半分にとどまった。
空港公社は金浦空港の機能を強化するため国内線ターミナルの改装と合わせ、商業施設の賃貸契約が終わり次第、空港内に業務団地と背後支援団地を造成する青写真をまとめた。仁川空港よりソウル都心に近いという長所を活用するためだ。公社はこのマスタープランを国土交通部に提出し先月末に国内線ターミナルの改装許可を受けた。