金正日前妻のおいの韓国亡命、全貌が31年ぶり明らかに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.01 13:23
金正日(キム・ジョンイル)総書記の妻のおいの李韓永(イ・ハンヨン)氏が1982年に韓国に亡命する過程で展開されたソウル護送作戦の全貌が政府外交文書によって31年ぶりに明らかになった。李氏は金正日の最初の妻の成恵琳の姉に当たる成恵琅(ソン・ヘラン)の息子で、97年に北朝鮮の工作員により京畿道盆唐(キョンギド・プンダン)で襲撃され死亡した悲運の人物だ。先月31日に公開された当時の外交文書「北朝鮮工作員キム・ヨンチョル亡命事件」によると、この事件は「モンブラン」という暗号名で呼ばれた。
実名を李一男(イ・イルナム)という李氏はキム・ヨンチョルという仮名で82年9月28日午前9時50分にスイス・ジュネーブの韓国代表部に亡命を要請した。