「韓国、南北協力でアジア時代開けば大きなチャンス」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.09.02 17:15
19世紀の欧州の知識人は「太陽の沈まない英国」の未来に関心を持った。当時、英国の歴史家エドワード・ギボンは『ローマ帝国衰亡史』を出した。20世紀にはポール・ケネディの『大国の興亡』がベストセラーになった。21世紀に入って「G2(米・中)時代」が予告される中、中国の指導者は西欧の興亡史を勉強した。その内容は2006年に中国CCTVで「大国崛起」というドキュメンタリーに制作された。「大国崛起」の学術指導を引き受けたのが銭乗旦・北京大歴史学科教授(65)だ。
銭教授は03年11月、中国共産党中央政治局第9回集体学習当時、「15世紀以降の世界主要国の発展史の考察」を講義した。大国崛起構想は「中国の夢(中国夢)」と「新型大国関係」に進化している。銭教授は中国で英国史研究の第1人者であり、北京大学生の間で人気がある。先月10日、北京大の前の文津ホテルで3時間ほど銭教授に会った。以下は一問一答の要旨。