韓国、「中国」「輸出」変数で危機伝染の可能性(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.08.27 15:28
米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和(QE)縮小の動きが見られる中、新興国の外国為替市場は揺れ、株価は大幅に下落している。アジアには新たな危機への恐怖が広がっている。韓国金融市場も影響を受けているが、韓国政府は堅調なファンダメンタルズと3000億ドル以上の外貨準備高を強調している。
アジア危機の原因は何か。本当に量的緩和縮小のためなのか。韓国は安全地帯なのか。世界経済は今後どこへ向かうのか。米経済予測研究所「HSデント」(www.harrydent.com)の設立者兼最高経営責任者(CEO)のハリー・デント氏に23日晩、電話で危機の原因と世界経済の見通しについて尋ねた。
デント氏は1980年代末にピークを迎えた日本経済が長期不況に入ると予告した。90年代初めには3000ドルを割っていたダウ平均株価が1万ドルを超えると予想した。それ以降、世界的な経済予測専門家という評価を受けている。